NYを拠点に世界のダンスミュージック・
シーンに多大な影響を及
ぼし続けているEric D. aka Dr. DunksとThomas Bullockの二人によるDJ/プロダクション・チーム「
Ru
b 'N' Tug」。現在のアンダーグラウンド・ディスコ~ハウス・
シーン
における世界最高峰のデュオである。
NY 随一のDJ兼パーティー男であり、House of HouseのOlivier Spencerとのユニット「Still Going」や、Oliver Spencer、DJ Spunと組んだトリオ「How & Why?」としてNu Discoシーンを牽引するDr. DunksことEric Duncanと、Tonka Hi FiやWickedのリーディング・メンバーであり、
リヴィング
・レジェンドDJ Harveyとのユニット「Map Of Africa」、また2000年代初めに興ったエレクトロ・
クラ
ッ シュ・ムーヴメントの先駆けでもある「A.R.E. Weapons」や、Laughing Light Of Plenty、Welcome Strangerとしての活動でも著名なThomas Bullock(現在はLondon在住)は、「Rub N Tug」結成後、Ericの畏友Aaron BondaroffがSupremeから独立して立ち上げたスト
リート・ファッション・
ブランドaNYthingのプロモーショ
ン・
アイテムとしてミックスCDを制作。
aNYthingからは
2006年に2枚目のミックスCD『
Better with A Spoonful of Leather』をリリースし、
どちらも人気かつ入手困難なアイ
テムとなる。
ブルックリンやチャイナタウンの倉庫や廃墟でウェアハウス・
パー
ティーを主催するとともに、
チェルシーのバーPasserbyで
Campfireと名付けた
レギュラー・パーティーを開催。
20
05年には同パーティーの名を冠したピクチャー盤12インチ
、
2枚組12インチ、およびミックスCD『Rub N Tug Present Campfire』をEskimoより発表。Rub N Tug初のオフィシャル・
リリースとなったこの作品で一躍世界的
な存在になる。また同年、
Beastie Boysの'Open Letter To NYC'とSteve Miller Bandの'Macho City'をマッシュ・アップした'Open Letter To NYC' (Rub N Tug's Macho Mix)のブートレグ盤12インチをリリース(カタログ・
ナンバ
ーRNT01)。NYのパーティー・
シーンではオリジナル・
バー
ジョンを遥かに超える人気アンセムとなるほか、Lcd Sound Systemや!!! (chk chk chk)などのリミックスも手掛けている。さらに、
ロンドンのN
o.1クラブFabricの大人気DJミックス・
シリーズにも起
用され『Fabric 30 - Rub N Tug』を発表。ダンスミュージック・
シーンでの地位を不動のも
のとした。最近では、Resident Advisorのポッドキャスト・シリーズ(RA.207)
やT
im SweeneyのBeats In Spaceにも登場するなど、
その人気と実力は衰えることを知ら
ない。
http://www.rub-n-tug.com/